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屋久島3

朝3時に目覚ましをセットして、起きたときには雨の音がすごかった

レインコートって、もしものときのためかと思ったけど屋久島では必須ですね。もうそのまま着ていきます。私はその下にフルマラソンでいつも穿くCWーXを穿きました。レインコートはゴアテックス、何故か持ってたんですね。というのも5年くらい前に富士登山をしたからです。富士登山で購入したものが今回役立ちました。私はゴアとか全く知らなくて当時セールをやっていたので、(それでも高かったので買うつもりはなかったのですけど)いつも山に登っていた父になんとなくその場で電話したんですよね。そしたら「お父さんだったら富士山くらいG-ンズで登っちゃうけど(って自慢げ・・・)それ、いいから買っとけ。」って言われたんです。流行に疎い父が買えって言うことは山関係の人にとってゴアは常識なんだと思って購入したんです。正解でした。軽くて水を通さなくて通気性も抜群。

ホテルのフロントで朝食と昼食のお弁当を受け取ってリュックにつめました。朝ごはん用のパンや昼ごはん用のおにぎり弁当、みかんにカロリーメイトなどなど結構盛りだくさん入っていて遠足に行く子どものようにワクワクしました。そうそう雨よけのリュックカバーも必須です。これは今回購入しました。ガイドさんが迎えにきてくれました。今日のメンバーは3組5人です。夫婦2組と私ひとりという構成です。登山口までは全員バスに乗ります。30~40分バスに揺られ到着。ここで朝ごはんを食べるように言われました。食べたくないけど食べないと体がもたないだろうから必死で食べました。朝ごはんは丸いパンが2つとハムやチーズ、きゅうり、ウィンナー、ゆで卵が入っていました。

準備体操をして5時42分私たちはスタートしました。まずは折りたたみ傘をだして差し、上着のチャックは暑くて蒸すので下まで全開にしてくださいと言われました。最初はずっとトロッコ電車のレールの上を歩いていくだけなので傘を差して雨に濡れないことが大事だということでした。レールの外側の枕木はコケがついていて滑るので歩かないこと、枕木と枕木の間は水溜りになってるけどこれは構わず入って歩いてくださいとのことでした。でもいくらシューズが防水になっているからとはいえ(防水のにして良かった。。。トレランのシューズと迷ったのですがなんとなく見た目で富士山のとき買った、こちらはなんちゃってゴア)長靴ではないのでそんなにバシャバシャと入ったら最初から足が濡れて気持ち悪くなってしまいます。だから私はできるだけ枕木の上を水に濡れないように歩きましたこの道のりがとっても長くて疲れました。途中枕木の上に木が引かれていてラクになるのですが、枕木の上を歩いていくのが結構疲れました。このトロッコのレールは現在でも時々使われるみたいです。

今日は4万歩きます。と言われて、まあそんなものかと思いました。ただ11時間という長い間歩いてくるわけですからマラソンとは違った大変さがあります。・・・どちらが苦しいかと言われればマラソンですけどね。

途中、手すりのない橋を渡ってスリルを味わい、その左右に見える豪快な川の流れに驚き、雨に濡れてしずくが光るコケの美しさに感動し、あらためて自然ってすごいなと私が今までに見てきた自然のレベルをはるかに超えるものばかりでした。

あぁ本当に来てよかった

それにマラソンで鍛えていてよかったとも思いました。体力がなければそもそもこのような体験はできません。一緒に登ったご夫婦の一組は60代の方らしく、最初は「今日のためにウォーキングをして練習してきたんですけどこのペースではついていけません。」なんて謙遜されてました。・・・けどよく聞いてみると奥様は制限時間のないフルマラソンの大会に出ては全部歩いて完走をするそうです。

「いつももうダメなんじゃないかと思うけど、やればきっとできると思って頑張るのよ。」って。そんな奥様に
「あなたはなんで屋久島に来たの?」と聞かれて
「去年来たいと思っていたけど友達との都合が合わなくて、今年もダメそうだったからひとりで来ちゃいました。」と言ったら
「あなたは思ったことをすぐに行動に移す人なのね。」って言われてなんだか私の心を見透かされているような気がしました。そうそう、その通りです。私は思ったことを行動に移さないと気が済まないタイプです。

トロッコの道を終えると縄文杉まではもうすぐ。ここから本格的な登山となります。でもかなり道が整備されていてステッキはいらないと思います。富士山に登ったときは下りが怖くて持ってくればよかったと思ったけれど屋久島はいい意味で人の手が入っていて階段がずっと整備されているので登り心地?が良かったです。トイレも豊富な水を利用して快適だったし、バイオトイレという使用し終わると土がこねられて、あれは肥料になるのですかね、全然臭いはしませんでした。

今日は100人の登山者がいたとのことですが、土日やシーズンが来ればもっと人が多くて道が渋滞したりトイレが混んだりするんだと思います。それでよく持ち物にトイレットペーパーなどと書いてあります。でもトイレで並ぶことはなかったし備え付けのペーパーもちゃんとありました。そういう意味でも本当にベストシーズンだったなと思いました。

屋久杉と呼ばれるものは樹齢1000年以上のものでそれ未満のものは小杉と呼ばれるそうです。倒れた杉の木の上に新たな杉の木が生えて何代も更新されているものもありました。そして違う植物の種も落ちてひとつの木に一緒に共存したりしている。縄文杉は樹齢7200年だそうですからもうずば抜けてすごいです。ちなみに杉花粉は雨に流されてしまうので島の人で花粉症の人はほとんどいないようです。

そんなすごい縄文杉ですが、残念ながら触れるほど近くで見ることはできません。現在斜め横の角度から少し離れて見ることができます。根元が踏み荒らされてしまうともうこれ以上立っていられなくなってしまうのでしょう。そういう意味では早く見に行かないと倒れてしまう可能性もありますね。

屋久島において縄文杉がすべてではないと思うのですが、マラソンを走る私としては縄文杉を見にいってよかったなと思っています。縄文杉がどうこうというのではなく、ここまで見に来たという達成感が大きかったからです。登山はマラソンに似ています。今日たまたまテレビで富士山を登る番組があって、冒険家の白石康次郎さんが「登山は自分と向き合う時間が長い」というようなことを言っていてまさしくだなと思ったし「エゴで登って愛で降りる」というのも名言だなあと思いました。また番組では天候不順で頂上までいけなかったようですが「自然に関しては楽観も悲観もできない。」と。ただそこにある現実を受け入れることしかできないんですね。私は運よく以前富士山は頂上まで登ることができたし、縄文杉まで行くこともできました。これは本当にラッキーなことだったんだなと。

というわけで私たちのグループは全員無事帰ってきて、最後にみんなで写真を撮りました。その頃にはガイドさんも含めてみんな温かい気持ちで仲良くなれていました。「ひとりで寂しいなんて言っている人がいたら登山をしてみればいい。」と前述の白石さんが言っていたのはウソではない気がします。私はひとりで参加したけれど仲間に入れてもらえてとても楽しかったからです。もちろんたまたま少人数でイイ人たちだったということもあります。でも過酷な状況になったとき、かっこつけたり、かわいいフリしたり、そういうことはきっとできなくて本来、人が持っている助け合いの気持ちや優しさが生まれるのではないのでしょうか。なかなか日常ではそのような体験ができないのであえて追い込むというのはそういうことかもしれません。なぜそんな苦しいことをという答えはここにもあったとあらためて思いました。


つづく・・・











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